Elental エレンタール お助けガイド
経管経腸栄養法(鼻注)
栄養剤を経鼻、鼻から入れた管をつかって流し入れる方法。いわゆる鼻注です。ちょっと怖いかもしれないけれど、やってみればたいしたことありません。
最初はかなりの恐怖感があるよね。
経管経腸栄養法や在宅経腸栄養法、鼻から入れるので鼻注(びちゅう、はなちゅう)、呼び方はいろいろありますがどれも同じことです。
目的は腸管の負担を減らして安静に保つこと、十分な栄養を摂ること。またクローン病では緩解導入およびその維持になります。
経管をやる場合は、夜間の寝ている間にというのが一般的ですが、もちろん昼間の起きているときにやることも可能です。
必要量によって時間は異なり、普通は1kcal/1mLの濃度で溶かして、100mL/1時間の速度で入れるます。
つまりエレンタール1パックだったら3時間、3パックだったら9時間ということになります。
実際に始めるには、主治医の先生に相談して、エレンタールの他にポンプやチューブなどの道具を用意しなければなりません。
すべて病院や薬局で用意してくれるものなので、特定疾患医療受給者証の適用となります。
つまり各々の上限以上はお金はかからないのでご安心を!